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 夢の続き
短い夢を見ました

でも朝起きたら忘れているのです

心地よい朝の目覚めは

見ていた夢が素敵な証拠

かすかに覚えている夢の断片に

あの人の姿がモノクロームの世界にいます

笑っているのですよね?

私に微笑んでくれてるのですよね?

もう夢でしか会えないあなた

夢の中でしか話せないあなた

そして、夢を追い続ける自分
シ・エッセイ | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(1997/07/22(火) 23:09)

 恋する気持ち
いつのことだったかもう覚えていない

大切な物をどこかに落としてきてしまいました

今まで気づかなかったのはそれを必要としていなかったから

これからもきっと必要になるときは来ないでしょう

宇宙を飛び交う流星の軌跡のように短い時間

地上にたどり着くことなく一瞬にして燃え尽きてしまう星

いつまでも飛び続けたいと願う心が疲れたとき

どこかに忘れてきた物を懐かしむのかも知れない

シ・エッセイ | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(1997/07/20(日) 23:06)

 
無意味な喧嘩をしたあくる朝は

決して目をあわさないお互い

向こうから電話かかってくるはず

お互いそう思ってたのかな

幾度となく衝突はしたけど

そのつど理解をしていったつもり

あなたが出ていって数ヶ月

きっと戻って来るって信じていたけど

最後の朝にあなたが弾いたあのピアノの曲

二人でよく行ったバーで偶然聞いたんだ

Waltz in A flat. Op69 No.1 "L'adieu"

マスターが得意げに教えてくれた

ショパンの「別れのワルツ」だってことも
シ・エッセイ | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(1997/07/18(金) 23:05)

 ONE WAY
あなたに会うために

何度この道を走ったことだろう

あなたの笑顔に会いたくって

夜の高速を飛ばしたっけね

私とあなたを結ぶこの道は

素敵な夜のシルクロード

居眠りしないようによく電話くれたよね

インターの距離のカウントダウンが始まると

心の中はあなたでいっぱいになってた

無数にあった道は一本の道だけになってた

私の道はあなたにだけ通じてた

でもあなたはもっと素敵な道を見つけたのですね

私は今立ち止まっています

パーキングで一休みしています

降りるべき場所が見つかるまで

この道がまたどこかにつながるまで
シ・エッセイ | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(1997/07/12(土) 23:04)

 喧騒
人のざわめく夜の街にこの身を置くことで

ほんの一瞬でも忘れたい心の傷がある

ひとりぼっちになるのが怖くていつもここにくる

一人で寝るのが怖くていつもここにくる

酔って道ばたで寝ていれば

少しは悲しい想い出も麻痺してくれる

今日も夢を見ないように祈ろう

明けない夜はない

そう 明けない夜はない

今日も行こうあのざわめく街に

聞こえてくる全ての音が心をなくしてくれる

目に入る全ての光が心の存在を忘れさせてくれる

無機質な自分でいることで生への執着心を自覚できる

今日も行こう光と喧騒に包まれたあの街に
シ・エッセイ | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(1997/07/10(木) 22:59)

 BLUE
夏のそよ風にのって運ばれてきた懐かしい香り

むかしあの人にプレゼントしたBLUEという名の香水

はっとして振り向くとそこには違う女性

まさかね

夏の想い出をたずねて懐かしい場所に来て

夏の懐かしい香りに偶然出会ったその瞬間

時計の針が胸の痛みとともにあの時へと戻されてゆく

あの時この場所で渡したBLUEという名の香水

この香りはあなただけの物だと思っていたのに

今は見知らぬ人の香り
シ・エッセイ | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(1997/07/06(日) 00:50)

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